塀に乗れるねこ
だいすけはにぶい。
元ノラなのだけれど、よくその要領の悪さで生き残ってこれたな・・・というぐらい、にぶい。
苦労知らずの くらのすけ もにぶいのだけれど、くらのすけは、にぶいことをそもそも気にしていないように見えるのです。
にぶいながらも、必死にいろいろなところによじ登ろうとして、転落するだいすけと、登る気さえないようなくらのすけ。
ただ、くらのすけがどうしても登りたい!と思ったときは
手段を選びません。
犬を踏み台にしてでも、登ってしまうのです。
どうしても登れないときは、怒り狂って、犬っころたちに大いに八つ当たりします。
どちらが正しいのだろう、と思ってしまいます。