バラさないでくれ
ちゅねをクレートに入れずに寝てしまうと、たいてい朝には怪奇現象を目撃することになります。
ジェラトーニさんの鼻だけがキャトルミュートレーションされて消失。
水皿がひっくり返るというポルターガイスト発生。
あっちこっち匂う水たまりが発生。
90度だった机の隅っこが丸くなり安全化。
干していたタオルが空を飛んだらしく、落下。
枕の端っこから糸が突出している。
などなど不可解な現象がいたるところに見られるのです。
ちゅねをとっ捕まえて、それぞれの現象を見せつけてお祓いをします…
伝蔵もすともキャスも、ここまで悪さはしたことはありませんでした。
そんなにクレートに入れることもなかったのですが、ちゅねはとにかく別格です。
目を離すときはクレートに入れておかないと、何をするやらわからない状態。
とはいえ、伝蔵、ストもある程度悪さはしていました(キャスだけなぜか悪さはしません)。そしてそれは、だいたい1歳ごろになくなっていきます。たぶんちゅねもそうなのでしょう。
犬の場合、だいたい1歳をすぎると、退屈してしまったり寂しかったり、なにか怖いことがあったりしない限りは破壊行為はかなりおさまるものではあります。
犬を飼うときの通過儀礼のようなものだと思ってあきらめていますが、こわいのは誤飲・誤食です。ティッシュペーパーでも飲み込んだら心配です。カーペットのはしっこや、タオルなどでも飲み込んで胃や腸につまったら大変なことになります。手術が必要になるでしょう。
すとくんは脳腫瘍持ちで、食べ物とそうでないものを区別できなくなり、ゴム手袋を食べてしまったことがありました。獣医さんのおかげで助かりましたが、胃から手袋がでてきたときは驚きでした。平常であればあんなものは食べたことがない子でしたから。ほかにはアイスクリームの棒を食べてしまったこともありましたが、これはうんちから無事でてきました。棒は獣医さんが保管しています。
先生に「出てきた棒、もらっていいですか」と言われたときはびっくりしましたが、どれくらいの大きさ、体重の犬なら無事排泄されるかの大事な資料になるのだそう。
うちの子たちの先生はほんと、熱心で一生懸命でありがたいことです。
犬の誤食・誤飲させてしまうのは飼い主として痛恨のミスです。
大人になると犬もさすがに誤飲・誤食はしなくなっていきますが、すとのような特殊な場合もあります。犬も高齢化するとボケるそうですので、今まで口にしなかったものも口にする危険もでてくるかもしれません。
子犬はなんでも、まずかじって調べるので、目を離さないようにし、一人にするときはクレートに入れて過ごさせます。クレートトレーニングはとても大切なトレーニングで、学校の先生にも一番に実行するように言われたことです。
おかげで、ちゅねは今ではクレートで一晩過ごせるようになりましたし、入れても鳴くことはなくなっています。
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