子犬・買い物デビュー【しつけもかねて外出】

もくじ

犬と一緒にショッピングしてやろっと

子犬・買い物デビュー

 ホームセンターへちゅねーくといっしょに出かけてみました。

 犬ころショッピングデビューですが、当然お店のほうが「ペット可」となっているところです。
 これから散歩などにでかけるにあたって、臆病にならないように「社会化」 社会になれてもらうためです。

社会化は主に3種類

  • 家族との「社会化」
  • 犬同士の「社会科」
  • 人間社会への「社会化」

 今回は人間社会を知る、というお勉強!です。

 意外にも「車のなかでおりこう」はあっさりクリア。
 本当はクレートに入って移動するべきですが、今回近場なので、助手席。
 クレートに入るのはいずれ、高速道路移動するときに練習します。

「きゃあきゃあ」言うかな~と思ったのですが、助手席から下りたりもせず、おりこう!!
 どうしたんだろ、ちゅね!!!
「ちゅねーく、おりこうさん宣言」です。

子犬・買い物デビュー

 ホームセンターの犬用カート。この中にいれば、犬もお店の中に入れます。
 ここでもおりこう

子犬・買い物デビュー
え?まさかの・・・
寝てしまいました!

 なんか、拍子抜けするほどの余裕っぷりでした。
 一度も吠えず、騒がず、しかもびびらず。まるで、ホームセンターの熟練ショッパーのごとき、ちゅねーく。生後75日とは思えない貫禄を見せた子犬。

カートを戻してお帰りです。

 自宅でのあばれっぷりがうそのようなお利口ぶり。
 今までの伝蔵はきょろきょろきょろきょろ・・・。何を見ても興奮。
 ストはカートから飛び降りようとしたので、一緒にお買い物はあきらめました。
 キャスはびびりで、連れていくとかわいそうなのでやめました。

 一体、なにが違ったのかと。

なぜちゅねーくが初めてのお買い物で落ち着いていたのか

 少し考えてみました。が考えてもわからないのですね。今までの子たちとなにがちがったのか。
 一つは犬の性質もあるかもしれません。

 黒ラブ伝蔵は、こういった訓練をはじめたのが遅かった、というのがあります。子犬のころあまり多くの体験をさせていない部分はありました。2匹目の犬ということで、人間側が慣れていなかったということもあります。

にぶかった・・・
とにかく伝蔵はにぶかった・・・。

 ストームは、といえば、3匹目。子犬のころから訓練所に通い、ディスクの大会にも出場していたので社会経験は多かったのですが、かなり神経質なタイプの子ではありました。警戒心も強く、家族以外はあまり受け入れません。
 訓練所の先生にも「神経質で難しいタイプ」とは言われていました。
 神経質なぶんだけ、人への反応も敏感で、飼い主の気持ちにも反応が良くも悪くも早かったのです。そのせいか、訓練所の試験はすべて完璧にクリアでした。が。
 一つどうしてもできなかったのが「飼い主以外がリードを持っても大人しくしている」「飼い主の姿が見えなくても待っていられる」この二つでした。

 おかれたお菓子にも見向きもせず(伝蔵はすべてお菓子は拾いました。もちろん)コマンドはこなし、飼い主が見えている限りはずーーっとステイできました。目の前をボールが飛ぼうが、人が大声だそうが、飼い主が見えていれば問題なし。
 が、飼い主(私)の姿が視界から消えたとたん「きゃんきゃんきゃんきゃん」。

 「すとすとストーカー」というありがたくないあだ名までいただきましたから。 

子犬・買い物デビュー
運動神経ばつぐんだけど
扱いにくい子、とよく言われました。

 キャスは極端な怖がりで、物音ひとつにも逃げ出すところがあり、ほとんど家族以外とのふれあいはありませんでした。
 お散歩友達の、ごくわずかな犬とヒトだけです。

子犬・買い物デビュー
すとくんと、子犬のキャス

で、ちゅねーくですが。
 正直言うと、まだうちにきて27日なので、ちゅねの性質はよくわかりません。
 いままで見たところ、

・かなり度胸がある
・はっきりいってKY。怒られてもビクともしない。飼い主の感情や空気は読まない
・気が強い。恐怖とか警戒心はほぼ、持っていない
・マイペース。ごはんもがつがつ食べるかと思えば、ふいっと無視

 こういう性質が病院やホームセンターなどの慣れない場所でも、平気でいられる理由かもしれません。

そして何よりも・・・

 飼い主であるわたし、だと思います。
 

 伝蔵、ストームのときはこっちがまだ未熟で、ホームセンターに行くときも
「大丈夫かなあ」
「騒がないかなあ」
と、私が緊張していました。病院でもそうです。
「いい子でいてねー」
「大丈夫、大丈夫」
となでさすりまくり。

これでは犬に緊張が伝わって当たり前。とくに敏感なストームは私の緊張を察知して、ホームセンターや病院は「気合入れるところだ!」と覚えてしまったのでしょう。

 そうなると、もう、ホームセンターや病院行くたび、大騒ぎにはなりますよね・

 ちゅねに関しては・・・
「どーせ騒ぐんだろな、犬ころ。騒いだら即座に帰ろ」
「騒いだってT先生(獣医さん)だから、ささっと終わらせてくれる」
私が落ち着いているんですね。
 そして、騒いだ時はクレートに入れる、即座に引き返す、といった「手段」もしっかり計算したうえでショッピング・チャレンジをしています。

 犬にもよる部分は大きいのですが、こっちの余裕が、もともとのスネークの度胸に重なったのだと思いました。

 

 自分もそうでしたが、はじめて子犬を病院に連れていく、散歩に連れていく、ショッピングに連れていく、というときはどうしても緊張します。
 なるべく平静でいることがいいのですが、難しい場合は「犬飼いベテランさん」に一緒に行ってもらうこともテだと思います。
 今は訓練所やそこからできる犬のグループもあるので、そういうところに参加して「犬ダチ」「犬パイセン」を作っておく、というのがいいかもしれません。

「ごはん!!」
要求が家だとはげしいスネーク

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