子犬のしつけ?【58日才の我が家のボーダーコリー】
もくじ
しつけ、というほどのことはまだ無理ですが
うちの”ちゅねーく”も生後60日。
60日才のしつけ、なんてまだほとんどできないのですが、とりあえずやっとこうかなあと思うことリスト。
- トイレトレーニング
- 名前を覚えてもらう
- 呼び戻し「Come」
- アイコンタクト「Watch Me」
- できそうなら Catch The Dog 「Up Here」
まだちびなので、これ以上のことは難しいかな、と。噛むのをやめさせるなど、ほかにもあるのですが、まずはトレーニング、というより今後トレーニング(しつけ)をしていくために必要と思われることからやっとけ、と言われました。ハイ!
トイレトレーニング
トイレトレーニングですが、今までのわんこたちに関して言えば、ほとんど意識して教えたことはないんです。
これは我が家での状況になるので、ほかの家の、ほかのわんこがどうだかはわからないのですが、ほっといても自然にトイレはできるようになりました。
小さいうちは室内のトイレシートで。
散歩に行けるようになったら、外かまたは庭で。
どの犬たちも自然にできたので、特別「教える」ようなことはしていないんですよね・・・
ちゅねーくに関して言えば60日才。まだトイレの前ににおいをかぐとか、場所を探すといった行動すらはっきりしません。歩きながら「ちー」、突然立ち止まって「ちー」
これだと、シーツの上に連れていく間すらないかんじです。
この状況ではまだ教えるところまでいっていないと判断。ですので、トイレトレーニングはおしっこをしているときに
「ちー、ちー」と声をかけるだけです。
先輩犬でボーダーコリーの「ストーム・フロント」はディスクドッグでしたので、よく大会に出ていました。
ディスクドッグの大会って、競技途中に排泄行為があったら失格かタイムロスかになるので、どのプレイヤーも競技前におしっこもうんちも済まさせるようにします。
とはいえ犬なので、そうは都合よく人間のタイミングでトイレはしてくれない。
そこで「トイレコマンド」をみなさん決めておいて、小さいころから「ちーちー」「うんうん」と声をかけて、この声を聴くと自然に犬がトイレに行きたくなるように教えてました。
考えてみれば、人間だって一定の条件反射はあるのですから、犬だって一定の状況、掛け声などでトイレに行きたくなることは当然のことのようです。
おしっこやうんちの前の決まった行動(ぐるぐる回る、においをかぐ)などがまだはっきりしないうちは、おしっこをしたら「ちーちー」うんちだったら「うんうん」といった「トイレコマンド」の声をかけるだけでいいそうです。
名前を覚える
これはもう、呼ぶしかないかな、と。
ごはんをあげるとき、クレートから出してあげるときなど、犬がわくわくするようなときに名前を呼んであげる。
声をかけ続けていればそのうち自分がどう呼ばれているのかは理解してくれる・・・はず。たぶん。
ただ・・・
しかるときに名前は使わない!
名前=イヤなことが起こる
となると名前を聞くと逃げ出すようになるんだそう!
怒るときは名前をつかわず「こらああああ!!!」でいこう・・・
呼び戻し「Come」
呼び戻しコマンドを決める「Come」「来い」「おいで」
呼ばれれば、すぐ飼い主の手元に戻ってこれるように「そばにくる」コマンドを教え始めます。これはなんでもよくて、名前でもいいとのこと。
ここでの注意は「失敗しないこと」です。
「Come」で無視することがクセになると、大きくなっても「Come」の意味がなくなったままになるそうで。
チャンスはクレートやケージから出すとき。扉を開けたらたいてい喜んで飛びついてくるのでここで「COME」をひとことだけ言います。連呼すると、犬は「Come」の意味がとらえにくくなるようです。
アイ・コンタクト
これは犬と目を合わせるトレーニングですが・・・。
これはトレーニング、というより犬とあそんでいれば普通にできてたような気が。
すとくんの場合は、遊んでいるときなどにときどき、きらきらと期待のこもった目で「じっ」と見つめてくることがあります。その瞬間に「見て」とか「Watch Me」と声をかけます。すると、わりとすぐに反応して「見て」のコマンドで「じっ」と見つめてくるようになってましたね。
目があったら遊んであげたり、おやつをあげたり、のご褒美ですが・・・。
おやつで釣るのは簡単なのですが、ご褒美はなるべく「愛情」のほうがいいのだそう。遊んであげる、ほめほめしてあげる、目いっぱい「すきすきはぐはぐ」をしてあげる。
おやつのにおいがしなかったら言うこと聞かない、という状況になるからです。
「Come」を発展させてみる
ディスクドッグのトリック(技)に「キャッチ・ザ・ドッグ」というものがありますが、これは飛んできた犬を抱きかかえるというものです。結構体力いるし、20キロになるボーダーコリーの場合、タイミングが合わないと犬も人もイタイ目にあう技ですが・・・。
これを覚えさせておくと、あらゆる場所で犬を抱きかかえられるので便利でした。
(動物病院の診療代にのせるとき、これですとくんをのせたなあ・・・。条件反射の悪用ww)
スト先輩(上の写真)は、すっごい飛びつき犬で
「ドッグミサイル」とか「ロケットキッサー(とびついてちゅーをするから)」とも呼ばれていましたが、キャッチ・ザ・ドッグのコマンドが入るようになってからは、飛びつかなくなりました。
ストーム先輩のとき、これは競技でもよく使いましたが、何より使えたのは獣医さんのところへ行ったとき!
ストは獣医さんが敵で、診療台に絶対登ろうとしないヤツでした。そんなとき・・・「Up Here」でヤツの条件反射を利用し、抱きかかえ、そのまま台へ・・・・。ただ、これ繰り返しすぎると、犬のほうも警戒するのでイヤなことするときは多様しないほうがよさそうです。ストも毎回騙されるわけでもなく、何回かは「はっ」とした顔をして飛び上がるのをやめましたから。
かといって、競技のときは全く関係なくやってくれましたけどね。
犬って賢いので(なまいき)、ちゃんと状況を見てます。大好きな「Catch The Dog」も「遊んでるときはやる」「獣医がいたらやらない」とはっきり区別します。
さいごに「イヌの呼び方」はどうしてる?
これ、どの本を見ても、犬にたくさんの呼び方を用いてはならないと書いてあるんですが・・・・。もちろん家族やご近所、お友達で統一できればいいのですが、実際難しくないですか?
「ポチ、ポーちゃん、わんわん、ワンちゃん」
いろいろな呼び方をすると、犬が混乱して自分の名前を理解できなくなる、とわたしも言われましたが・・・。
本を否定するわけではないです。あくまで、ウチのわんこたちにだけに言えることかもしれないのですが・・・。
うちのワンたちは、いろんな自分の呼び名を理解してました。
ストーム・フロント の場合ですが・・・・
「スト」
「ストーミー」
「すとくん」
「トト」
「トトフロ」
「ちゅーちゅー」(意味不明)
「ぶちぶち」(ぶちぶち犬だったけどね・・・)
「ととんちょ」(もうね・・・ごめん、スト)
どれを使ってもちゃんとわかってました。ただ、競技の時だけは「ストーム」で統一してました。
伝蔵
「でんでん」
「でで」
「ででんちょ」
「おでん」
「でんくん」
「ヤヒチ」(近所のおばあちゃんがどーしても、こう呼んでいた)
どれを使っても「伝蔵」以外の犬が反応することもなかったですね。
キャス
「きゃっちゅん」
「きゃきゃ」
「おきゃきゃ」
「きゃつづけ」(よく理解してくれたよなあ・・・)
「おちゃづけ」(いや~ほんとごめん、キャス)
「おちゃちゃ」(もう原型が・・・)
「うっきゃー」(ゴメン!)
でも、キャスはちゃんと反応してくれましたよ・・・。
スネーク・オブ・チェイン・ライトニング(長いわ!)
「ちゅねーく」
「ちゅーちゃん」
「ちゅちゅ」
「ちゅー」
「すね男」(これね、絶対こうなる。叱るとき用の名前です)
「ちゅねちゅね」
「蛇」(あー、まあー、そうなるよね・・)
「蛇男(ヘビオ)」
(あ、ちなみに名付け親の友に聞いたら「スネイク」ではなく「スネーク」だそうです!でも・・・発音は「スネイク」が正しいのではないかと思うのですが・・・辞書では・・・うん・・・そうなってる・・・)
今のとこ、トレーニング中は「スネーク」と呼んでますが、それ以外はまあ、家族全員が呼びたいように呼んでいます。
母はしょっちゅう、先輩犬たちの名前を間違えて呼びます。
呼び名はひとつ!という本に逆らうわけじゃないけど・・・。
犬ってたぶん人間が思っている以上にかしこいんですよ・・・。
ははは。