子犬、鼻水と咳で病院へ行く・・・
もくじ
ちゅねーく、生まれてはじめての病院へ
5月6日ごろから軽い咳をしはじめていました。
が、暴れる暴れる・・・・。
クレートに入れても出してもらえるまで大騒ぎ。
5月7日には鼻水を垂らし始めたので、8日にかかりつけの獣医さんのところへ。
診察の結果はストレスによる抵抗力の低下。
そのため、周囲に普通にある「どうでもいいウィルスや雑菌」にも負けてしまい、風邪のような症状を引き起こしているということでした。
大きな病気でなくて一安心です。
注射を2本(ひとつはインターフェロン)打ってもらい、目薬を二種類いただいてこの日の診察は終了。
9日と10日にも通院して注射を打ってもらうこといなりました。
目薬は2時間おき以上に目にさしてあげるように、ということです。
目から入れることで、鼻、口からの雑菌を防ぐ効果があるものです。
人間だったら鼻から入れる(点鼻薬)ものらしいのですが、犬は鼻から入れるのは無理なので、目から入れるのだそう。
犬っころに目薬をさす!
あらっ。意外と素直。
ひょっとしたら、あまりのことに、かたまっただけかも。
終わってから文句たれる。
そのあと、ちょっとイジけてしまいました。
涙目なのは、目薬をさしたから・・・・だけではないのかな?
子犬を迎えたら、2週間は静かに過ごす・・・!!
犬を引き取って3日ほどは静かにさせる、というのはよく聞いていたのですが、獣医的には2週間だそうです!
といっても・・・・爆裂で知られるボーダーコリー。ハイパードッグとも言われるボーダーコリー・・・。
じっとなんかしとらんわい!!
初日から大暴れ。
ペットシーツをくわえて走り回る、トイレマットをくわえて走り回る、クレートに入れたら出してくれと飛び跳ねて、かえって疲れるのではないかと心配になり、結局出すとまた走り回る。
夜は2時間おきに「夜泣き」
クレートに入れて寝かせようとしたのですが、あまりの大暴れぶりに、やっぱり体力が心配になり、夜は抱っこ・・・。
ただ、今までの子はみんな夜はクレートで寝かして大丈夫だったのですが、スネークに関しては今までの子とは少々違うかんじでした。
ボーダーコリーは2匹目で、以前の子(ストーム・フロント)も暴れん坊だったのですが、ストームは抱っこすると「きゅん」とおとなしくなる、という性格だったのでそれほど困らなかったのですが。
スネーーーークううううううう!!!
おまえどないなっとんねん!!!!
というぐらいのちっこい体にでっかいパワー。
お前の電池は核燃料か!!
お前は犬型ロボットなんだろう!
お前はイヌえもんなんだろう!!!!
お前はゴジラか!
と問いたくなるレベル。
鼻水垂らしていても、食欲も旺盛。うんちもおしっこも正常。大暴れも正常。
ですが、あまりに気になったので結局は病院にいきました。
ドクターズ・アドバイス【お医者さんによる子犬の迎え方】
- 二週間は静かにさせておく。できればクレートに入れておく(ムリ!)
- 悪いことをしても叱らない。叱ると「わあああ、こわいいい」となってストレスが増える。
(いや、めちゃくちゃ噛んでくるのでNO!といっても全く無視してますが!)
- 2週間はとにかく「ちやほや」してあげる。
(上限解放につぐ上限解放で、限界突破。調子にノリまくってます!!)
とはいえ、暴れ狂う爆裂破壊戦士を静かにさせるべく、あらゆる手段でなだめるのですが・・・・難しい・・・。
クレートIN!→外に出ようと無限に暴れまわる。30分とか生易しい時間ではない。
抱っこ→ぴっちぴちと暴れて腕から脱出。
なでなで→ばくばくとその手を噛みまくる。
子守歌を歌う→かえって興奮
抱っこに目隠しでなんとか静か・・・・→なるかい!
寝たら犬にかまわず、静かにさせ・・・→いつ寝るんだ!
こいつのやる気スイッチはどこにあるのだか・・・(OFFにしたいんです、OFFに!)
と言っているうちに本日で搬入(自宅に来て)10日目。慣れたのか、最初のころのように際限なく暴れ狂うことはなくなり、ちょっとはしゃいではすぐ寝る、を繰り返すようにはなりました。
5月8日の先生談
「最初の二週間は橋、錦帯橋のような橋を渡っていると思ってください(なぜ錦帯橋なのかはわかりませんでした・・・)。
橋の真ん中を渡って二週間後に向こう岸にたどり着きたいんです。
端っこに行き過ぎると体調不良。
もっと端っこに行って落ちてしまうと、死んじゃう、というぐらいに思ってください。
とにかく二週間は「ちやほや」してあげてくださいね」
・・・・ウチのちゅねーくはどうしたって・・・じっとしないのです・・・・。
一瞬も静かにできないのです・・・。
ちやほやしたら・・・どこまでつけあがり、上昇するかわかりません・・・。
(ちやほや=かまわない、あおらない、悪いことをしても大声出さない、興奮させない、ということだととらえる)
ちやほやし始めてたった一日で、彼のお調子の高度は成層圏を超えた模様・・・・。
そのうち太陽系を超え、かえってくるときにゃアルマゲドンです・・・。
3日は病院に通わなきゃならないので、明日「ちやほや」がいかに医学的素人にとってハードルが高いのか伝えよう・・・
と思って、翌日。
5月9日の先生談
「あー、まあ、この年の子犬はそんなもんですよね!はは!」
・・・・・・・。
最高の理想的な状況、を言っただけだったんですね・・・。
とはいえ、先生の言っていることは本当です。
ウチのちゅねは体調くずしましたし・・・。
いろいろ本を見てもネット情報でも静かにするのは1日~3日。長いものでも1週間ですが、お医者さんから言えば2週間、だそうです。
実際は二週間も子犬をじっとさせておくことはかなり難しいです。犬にもよりますが、やはり難しい子のほうが多い。
ラブラドールの伝蔵は、のんびりだったので、わりと来た日も静かでしたが、ボーダーコリーのストームはやはり、ぶっとんでました。
キャスは保護犬でとにかくおびえていたので、自然とクレートで静かにさせることができていました。
静かにできるかどうかは犬による、という部分にはなるのですが、2週間は人間からあおったり、かまったりはしない、ということにはなります。
実際、2週間クレートに入れて静かにさせる=無視、かまってもらえない、というのも問題で。
ある程度はなでたり、室内を見せることも必要にはなります。
ただ、静かに
「ほうほう、これが話に聞いた玄関というものか」とか
「これがトイレ、オレには不要なもの・・・」とか
「階段かあ・・・大きくなったら駆け上りたいものだ!」
せりふ of ちゅねーく by 友
なんてお行儀のいいツアー客のような態度には決してなりません。
「玄関だー!!外がみえたあああ!!!いくぜええええ!」
「トイレトイレー!!スリッパだ!マットだ!噛むぞお!」
「階段、階段、階段ーーー!!(絶対無理なのに突進。慌てて押さえ込む)」
せりふ of ちゅねーく in 現実
の、繰り返しです。
とはいえ、このペースに巻き込まれないよう、少しでも休みそうな気配が見えたらほうっておく。暴れだしてもあおらない。
こういったことを積み重ねていくしかないのかな、と思います。
ああ・・・つかれた・・・。
コレを書いている間はなんとか寝てくれるようになりました。
そろそろ目を覚ました巨大隕石が帰ってくるはずです・・・。
地球を救うべく、戦いに戻ります。