子犬にかかった費用(生後120日ごろまで)後編

犬の養育にかかった費用の後編です。前編はこちら

 我が家のボーダーコリー・スネークは2020年3月10日生まれ。うちに引き取られた日は4月30日でした。全編ではごはんやペットシーツ、クレートなどの日用品にかかる費用を書いていきました。
 ここらの後編は狂犬病・混合ワクチンなどお医者さんにかかった費用です。

もくじ

生後60日~70日ごろに混合ワクチン初回接種

愛犬の健康手帳と診察券。
予防接種証明書
犬の写真の下に二か所シールを張る場所があります。
5月25日は1回目のワクチンなので、1枚シールが張られました。

 スネークの場合、この時期にケンネルコフを発症したため少しずれましたが、通常は生後60日ごろに一回目のワクチンを受けます。
 「ノビバックDHPPi」というワクチンを接種しました。これはお医者さん任せです。

 ワクチンは2回接種しますが、2回目は1回目から1か月ほど後になります。お医者さんによっては3回する先生もいるということを訓練士さんからは聞きました。

 基本的にはワクチンが終わるまでは外出やほかの犬とのスキンシップはできません。

 ワクチンは1回目・二回目合わせて6,600円でした。

(おなじみの)狂犬病予防接種

 狂犬病予防接種は犬を飼ったら必ず毎年受けさせます。
 誰もがしっている狂犬病ですが、犬も人も感染するとほぼ100%死亡するというこわい病気。そのため、狂犬病は義務となります。

 生後90日までに受けます。同時に県に犬の登録をします。これは獣医さんでやってくれますので、うちではお任せです。
 狂犬病予防接種は3100円。初年度だけ登録料3000円がプラスされ、6100円かかります。

 市町村でも集団で予防接種はしてくれますが、獣医さんに言わせると「やはりちゃんと体重を測って、体調のチェックをしてからがよい」ということです。

狂犬病予防接種済票
犬鑑札
スネークの鑑札と予防接種注射済票

 狂犬病予防接種をうけうると犬の鑑札と、狂犬病予防接種済票が獣医さんからわたされます。
 犬の鑑札は犬の一生に一度だけ発行されるものです。狂犬病予防接種済票は毎年ワクチン接種するたびに発行されます。
 両方とも犬の首輪につけておくことは義務です。

 日本では1956年以降、犬の病気の発生はありません。
 人間は1970年、2006年、2020年に発生していますが、いずれも海外で犬にかまれて発症したもので、日本国内での犬の狂犬病発生はないのです。これは世界的に見ても快挙だそう。詳しくは厚生労働省のホームページを見てください。なかなかためになるし、面白いです。

フィラリア予防

フィラリア薬
フィラリアの食べるタイプのお薬。うん、おいしそう!

 成犬の場合、年1回の注射で大丈夫なのですが、子犬はどんどん成長するので、成長が止まるまでは飲み薬を毎月飲ませることになります。5月ぐらいから11月ぐらいまで毎月飲ませます。

 どうもこの食べるフィラリア薬はとてもおいしいらしく、スネークは一瞬で食べちゃいました。獣医さんも、今のフィラリア薬はおいしい、と言ってましたし…。味見できないのが残念ですが。

 このお薬は5月は1150円でした。以降、11月ごろまで毎月食べさせます。体重に合わせて量は増えるとのこと。

まとめ

病院でかかるもの(これはうちの子の場合です。犬の大きさやそのほかの要素などによって変わります)
 スネークは今回はありませんでしたが、犬の健康状態によってはほかの検査が必要な場合もあります。

  • 混合ワクチン(二回分) 6600円
  • 狂犬病予防接種 6100円
  • フィラリア予防薬(5月分) 1150円(これは11月ごろまで体重の増加に合わせて必要となります)

 

買いそろえたもの

  • ごはん・ペットシーツなど消費されるもの及びリード、名札で 20000円ほど
  • クレート 12000円(うちの子は暴れん坊なので頑丈なものです。これが大きいですww)
    (クレート選びはこちらこちらを見てください) 

 だいたい生後90日ぐらいまでにかかるものです。うちのスネークはケンネルコフを発症したため生後110日にやっと終わりました。

水皿を壊すスネーク
破壊された水皿の在りし日の姿



 なんだかんだ言って、犬はやっぱりお金がかかるものだと思います。
 これは犬種や血統書、雑種に関係なく、体重(大きさ)によって変わります。
 実際、雑種のキャスとボーダーコリーのスネークにかかった費用はほぼ同じです。キャスも成犬時、ボーダーコリークラスの大きさでしたので、今後スネークに獣医さんでかかる費用もだいたい同じです。

 必要な消耗品は、犬の大きさによってかなり違ってきます。クレートなどもそうです。小さい子ならクレートはもっと安いもの(小さいもの)で大丈夫です。寒さに弱い子なら洋服代もかかることもあります。

 首輪も「外れなきゃいい」というものから、うちのスネークのように引っ張る子には訓練用のリードが必要になる場合もあります。訓練士さんのところですすめられたものを買いました。

 あとは‥‥クレート用の水皿を購入したのですが(1000円)初日にぶっ壊されました!今ではステンレス皿をクレートに入れています。狭くなるしひっくり返されるので、クレートに引っ掛けられるものが良いと思ったのですが…ムダでした。

 ほかにはファブリーズやアルコールスプレー。これがコロナのせいでなかなかなくて困りました。最近ようやく手に入るようになりました。
 おしっこやうんちは最初失敗しまくります。最近でも間に合わなかったり、シートから外れたりするのでファブリーズは欠かせません。

 いかがでしょうか…?
 うちの子は破壊犬(ゴジラ犬と呼んでいます)なので、おもちゃも結構壊されていますし水皿もムダでしたから、結構かかったかもしれません。獣医さんの料金はとても良心的だと思います。

 次は訓練士さんにかかった費用、そして、ケンネルコフ完治にかかった費用なども書いていきたいと思います。
 参考になればうれしいです。

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