落ち着いてきたちゅね(子犬)

子犬期の後半へと(生後半年)

2020年3月10日生まれのボーダーコリー、スネーク、ことちゅね。
 今まではクレートから出すと1分もじっとしていなかったのですが、最近は急に落ち着いてきました。どうやら子犬期の後半です。

 今までは見るもの嗅ぐものさわるもの、すべてが初めてで興奮の連続。世界が光輝いて、ちゅねを「おいでおいで」していた状態。今後はその輝きを失うのではなく、世界の輝きはそのままで、世界を自分のものとして活動し始めます。受け身から積極的行動に移っていくのだと思います。

 見る→興奮 から、 見る→どう接するか、を考え始めているようです。

 とはいえ、ちょっと落ち着いたからといって、暴走ボーダーコリーのちゅねが急に「おりこうさん宣言」を出したわけではないのです。悪いのは悪い、そのまま。特にトライカラー、スムース、とボーダーコリーの中でもハイパー寄りになりやすいちゅねさんです。

 ちゅねが必要以上に外の刺激に興奮しすぎていたのは、飼い主のわたしが少々、うるさく構いすぎていたこともありました。
 何しろ悪かったし、このまま成長したら困る、と思い、厳しくきびしくしすぎたところがありました。たしかに、今までのどの子よりも手がかかるし、あばれんぼうでしたので。

 でも、あれだめ、これだめだと、必要な刺激を人間が遮断してしまうことになるし、なにより、犬にストレスが溜まります。
 これからはもう少し黙って見守ってみて、そして、運動量も増やしていくつもりです。

 暴れん坊で破壊魔のちゅねにもいいところはあるのです。

 まず、人にも犬にもフレンドリー。そのため、甘噛みが激しいわりに、人や犬に攻撃的な態度をとることはありません。
 そして、雷にも、物音にもおびえないぶっとい神経と度胸。神経質なボーダーコリーには珍しいタイプだと思います。同じボーダーコリーのストームはものすごく神経質で、家族以外は犬も人もキライでした。

 完璧なしつけ、そこから生まれる完璧な態度、を犬に求めてしまいますが、育てる人間が完璧じゃないのに犬が完璧なわけないので、そこはあまりガチガチにならないように、ある程度はおおらかに育ててもいいのかな、と思い始めています。

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