広いところに犬を放つ
オフリード(犬を自由にする)の場合の必要なこと2つ
オフリード、犬のリードを放すとき、犬に理解しておいてもらいたいことは2つです。
1つは「呼び戻し」
「カム」とか「犬笛」などです。
2つ目は「犬が人を見ていること」
声が聞こえる範囲、目で見える範囲、といったように、犬が常に人の位置を「知って」くれていること。遊びに夢中になって飼い主を見失う、ということがないことです。
当たり前だけど、これはかなり難しいのです(訓練なくできる子がいるのも確かですが・・・)
マンガでは描いてませんが、ちゅねには25メートルのロングリードを常につけています。この場合「リードの範囲は自由にしていい」という状態。
まいごや事故を防ぐためにも、オフリード可能な場所でもリードはつけています(ドッグラン、ディスクの競技大会のような場所はまた、別)。
そして、ロングリードを使うと呼び戻しの練習ができるのです!
リードを引っ張らないように自由にさせておいて、犬が人間を完全に忘れていそうだったら呼びます(ウチでは犬笛を使うことにしました)。こなかったらリードを引く。シンプルだけどこの繰り返しをしています。
ほかには通常の長さのリードでいいのですが、リードを地面に垂らしておいて、犬が人を忘れて離れようとしたら名前を呼んでリードを踏む、というのもあるそうです。ただこれも、リードを放すので、犬の学校やドッグランなどでの練習がいいかと思います。もしくは、リードを二本つけます。ひとつは首、一つはハーネス。ハーネスに長めのリードをつけて、首には短いリード。首のリードを地面に垂らしておいて、ハーネスのリードはまいご、逃走防止のため飼い主さんが腰などに巻いときます。犬がどっか行こうとしたら名前を呼んで、首輪のリードのほうを踏みます。
呼び戻し練習は、犬がリードを感じていない状態でやりたいのですが、どうしても「逃走・まいご」の危険があるので、訓練所やドッグランなどで、ウチではやっています。
呼び戻しの練習は、今回のように隠れて犬に探させる、ということ以外にもいろいろ面白いことがあるのですが・・・それはまたw