読書の作法

読書をするときレビューを参照する?

読書の作法

 

 昨日も読書のことを書いたのですが、今日も読書について。
 コロナ自粛のおかげで外にも出れないので、こういうときは読書がイチバンです。 

「読書をしよう」と思ったときですが。
 まずは本を選ぶと思います。
「レビューを参照」しますか?

通販で買うときはついつい見てしまうレビューですが、これの判断が難しい。
 レビューというのは書いている人の個人的な意見で、必ずしも自分の意見と同じではないからです。
 同じものを読んでも、その人と同じように感じることのほうが珍しい。

 そして、もっと難モノなのが星の数です。
 わたしがそうなのですが、つい、多くの星がついている本に惹かれてしまう。そして、読みたいな、と思っても、星の数が少ないと「やめとこかな」となってしまう。

 レビューはとてもありがたい部分もあるのですが、自分のアタマで考えることをやめてしまいがちなので、最近では心を強く持ち、見ないようにしています。

 本を読み終わってからレビューを読む、という手もありますが、これはこれで自分がよかった!と思う本を多くの人が「面白くない」と書いていた場合

「真ん中ちょっと後ろぐらいで『そうだそうだ』と言うのが好きな方」
(友にいるのですよ・・・このポジションが好きだ!と豪語するつわものが)
には、あまり向いてないです。せっかくの自分の判断=軸がくるってしまうからです。

 せっかく自分のために読書するのだから、価値の基準は自分に置いておきたいと思うのです。

そんなこんなで本屋さんがいい理由

本屋の場合だと、スマホ片手にレビュー眺めながら本を選ぶ、という方はあまりいないと思います。
 それなら最初から通販でいいのでは、という話ですから。

 せっかく本屋さんに来たのですから、本やで選ぶ場合は「これを読もう」と決めずに、出会った本を連れて帰る、というかたちがいちばん楽しいのです。
 出会いが素晴らしいものになるか、破局につながるかは人間同士の場合とまあ・・・同じです。
 それも人生、とつまらない本をすっぱりあきらめるか、これも人生、と最後までつきあうか。
 これもまた、自分のアタマで考えることです。

だから本屋さんがイイ

 だから、頭をはたらかせて、自分を中心にして本を選ぶのなら本屋さんがいいのです。
 情報が入ってこないからですね。

 「本屋さんへ行こう!」
(コロナ収束してからね♪)

書籍・映像。どちらで物語を楽しむか

 本を読むということを「物語を楽しむ」という観点から見てみると。
 書籍と映像が主にあると思います。

読んだ本が映像化されたとき。

 どちらを先に読む(観る)か。

 私は「ロード・オブ・ザ・リング」は先に小説を読んでから、映画を見ました。すごく正直に言うと「先に本を読んでおいてよかった」です。

 本にもよるとは思いますが「指輪物語」に関しては、本のほうがわたしにとっては圧倒的に面白かったからです。先に映画をみて「結論」を知ってしまったうえで本を読んでいたら、徹夜までして読まなかったと思います。

 そして、本から入ると、キャラクターなどは自分の頭の中で描かれます。これって想像力(妄想)を暴走させる楽しさがあるのですが、先に映像見てしまうと、小説を読んでもどうしても映画の役者さんのイメージでキャラクターは固定されます。
 これはひとつの「機会の喪失」だと思います。

 ただこれも人によりけりで、友人の中には「映画のほうがわかりやすいし面白かった」という人もいます。ファンタジー、特に外国のものだと、文字だけの情報ではイメージがしにくいこともあるのかもしれません。

昨日紹介したこれらの本ですが。
 面白かったですよ。一気読みしました。読みやすいし、全部が見せ場!みたいで退屈しませんでした。
 で、友に聞いたところ、これの原作ってゲームらしいのです(らしいって超有名なゲームだそうです。すいません)。

 ということは、私がもしこのゲームをやってみようと思ったら、すでに結論を読んでしまっている、つまり、ゲームをやりながらこの先どうなるのかというドキドキ感は、もはや味わえないということになります(内容忘れるぐらい時間を置いたら別ですが)

 これも一つの「機会の喪失」です。本来先の読めない展開を楽しむゲームですが、私は結末知ってしまっているのですから、それほど熱中して、は、残念ですができないと思います。
「この人ってこうなるんだよね」がわかっててプレイするのですから、友が言うように「キャラクターと一緒に体験」という部分は残念ながらなくなります。

 自分がどの「機会」を重要視するのか。
 特に複数の方法(本・映画・オーディオブック・レビュー・まとめサイト)が混在するなか、本選び、読書はますます面白くなってきたな、と思うのです。
 いろんな情報、どれを捨ててどれを得るのか。
 考えながら、選ぶ段階から、楽しんでいきたいものです。

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