トリコナアーサナ【三角のポーズ】のやり方(完璧じゃなくてOK)
トリコナアーサナ(三角のポーズ)です。

ちょっと難しめのポーズですが、大丈夫。軽減(完成形を少しカンタンにする方法)があります。
見た目以上に腹筋を使うので、おなか回りの引き締めが期待できるポーズです。
トリコナは三角の意味。
英語でもtor-は3つあることを意味します。
体全部でさんかくを作るポーズです。
まずまっすぐ立つ!

まずまっすぐ立つ。どんなスポーツでもそうですが、まず、立つ!
ヨガでも「サマスティティ」(均等に立つ!)
「タダアーサナ」(とにかくまっすぐ立つ!)
というものがあるので、スタートはとりあえず立ちましょう。
自分史上最高の「まっすぐ!」をまず目指します。
足を開く。
身長にもよりますが、1メートル前後です。バランスがとりにくい場合は足幅をせまくしましょう。
足の向きをセット【これ、とっても大事】

前足を真横に開きます、が、これも股関節、ひざ、つま先が同じ方向に向くことが大切なので、股関節が開かない、ひざとつま先の方向が一致しない場合は足全体の角度を少し内向きにします。
股関節の開き、ひざの向き、つま先の方向が一致しないと、ヒザが痛いです・・・・。
後ろ脚を少し内側に入れます。自分の体の正面に対して45度~60度ぐらい。
まずは足をちょこちょこ動かしながら、この体制で、バランスがたもてるところで立ちます。
腰を後ろへ引く

後ろ足側の腰を少し後ろへ引きます。
身体を倒していく

上体をゆっくり倒します。前足と同じ手を下へと伸ばします。
でも、ちょっとまって!
どこまで体をたおしたらいいの?
お尻が後ろに出ないところまでです。
そして、ひざに負担を感じないところまでです。
写真でひざを見てほしいのですが、普通は前に曲がるひざが、後ろへと押されます。
(ロックダンスする人はわかると思うけど~!ひざ傷める状態なのです!
ポップアンドロック、のときによく使われるひざの動かし方です)
ひざの負担が大きい場合は少し曲げておきましょう。ちょっと曲がっても大丈夫です。


さー!上体を倒していきましょう
いよいよトリコナアーサナ完成へ

服を着てるとわかりにくかったので、一肌脱ぎました。
トリコナアーサナ完成です。
最後に後ろ脚側の手を上へと上げます。
このときですが、体はなるべく正面を向けます。身体が開かない、正面を向かない場合や、ひざの負担が増える、ひざに刺激を感じる場合は思い切って、倒した体を持ち上げましょう。
まずは体がまっすぐ正面を向くことを目標とします。
体がまっすぐ開いていれば、ひざが少し曲がっていても、体が深く倒れなくても大丈夫!
気持ちよく感じ始めたら、胸を開いてみます。身体がさらに上へ伸びてしまってもいいのです。
とにかく!つま先から足先まで、体をオープーン!開いてみましょう。
手が下まで届かない、体が前のめりになる場合は

前の足を曲げる、からだの位置を高くします。手は床に届かなくて大丈夫です。
そして、ゆっくり深呼吸5回。
腹式呼吸が難しかったら、ふつうの深呼吸で十分(口ですう~、はあ~、でいいのです)
ムリに難しい呼吸をしようとして、息が詰まるぐらいなら、好きな呼吸でやってみましょう。
トリコナアーサナをすると、何にきくの?
ムリさえしなければ、このポーズで呼吸をするだけで、ストレスや、何かの「とどこおり」のようなものが「すーっ」と消えていきます。
コロナ疲れ、自宅での引きこもり疲れ、パソコンやスマホ疲れにもおすすめです。
パートナーがいるようなら、背中側を支えてもらうと、より勇気をもって、大胆にポーズが取れます。
パートナー・・・いない?
そういう人は壁を使いましょう・・・・。壁、大事です。大切なおうちの部品の一つです!
犬はストレッチのパートナーには使えません。

ただし、かわいいので、そばにいるだけでモチベーションが上がるのです。
犬(きゃっちゅん)が迷惑そうなのは気のせいです。
むりやりはがいじめにしたのではありません。
ヤツが勝手にやってきたので、捕まえただけです!
(ビーフジャーキーにつられたかもしれませんが・・・)
これからもやったことがない人にでもできるヨガのポーズの取り方、をご案内していこうと思います
ヨガやストレッチの難しいところ、ややこしい話はなるべくさくっと長しつつ、わかりやすいように体の使い方を書いていきます。